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「おかえり」続編

2010年11月19日  ,

こんばんは。

昨日のブログで、【NPO法人おかえり】を設立させていただいた経緯や今現在の状況をお話させていただきました。

今日は、これからの未来ビジョンについてお話させていただこうと思います。

さて、これからの未来ビジョンについてですが、家族でいろんなことを話しています。

よく話題として出てくるのは、10年後、20年後、30年後、、、どうなっているかなぁという話。

「妹たちが巣立って結婚して子どもを連れてきたらうれしいなぁ。」 「この先、妹や弟が増えていくとかめっちゃおもしろいと思わへん?!すごいよなぁ。いったい何人きょうだいになるんやろう。野球チームも夢じゃないで。」 「お父さん、お母さん、孫何人になるんやろうなぁ。お正月とかみんなで集まってさ、子どもがその辺走り回ってんのとかめちゃ想像できる~。お父さん、外でうれしそうにキャッチボールしてそ~。」

大家族になっていく未来ビジョンをみんなで想像を膨らましては、「おもしろいなぁ。」と話しています。

家族全員が同じ未来ビジョンを描き、一人ひとりが《なにができるか》を考え、実現に向けてそれぞれ一歩一歩前へと進んでいます。

誰もかぶらないのが不思議なくらい、それぞれに役割があって、だからこそ、一人ひとりがなくてはならない存在なんです。

妹たちが本気でがんばっている。一番近くにいる私たち”大人”も本気でがんばっている。それが相互作用としてプラスに働いている気がしています。

ずっと先の未来ビジョンをお話させていただきましたが、次は、これからの【NPO法人おかえり】としての未来ビジョン、具体的な活動内容についてお話させていただきます。

これからの具体的な活動としては、里子どうしの交流とコミュニケーションを図るために、今年9月に発足されました [奈良県里子の当事者団体 明日天気になぁれ] のバックアップをしていきます。

里親家庭や児童養護施設を巣立つ(巣立った)人々が、何を考え、何を望んでいるか。それを知るには、たくさんのコミュニケーション・言葉のキャッチボールが必要です。

里親家庭や児童養護施設を巣立つ(巣立った)人々が気楽に集まれる場を提供し、意見交換や情報交換、情報発信等自助グループの育成支援をしていきます。

そして、住居・家庭・交友関係・将来への不安等に関する生活上の問題や、職場の対人関係・離職・転職等に関する就業上の問題、また進路・求職活動等に関する求職上の問題、就学と生活の両立に関する問題等について相談に応じ、必要に応じて他機関と連携する等の、自立生活する上で必要な支援をしていきながら、里親家庭や児童養護施設を巣立つ(巣立った)人々が自立するために必要な【生きる力】を身につけ、心の安定を図ることができるよう応援していきます。

今、いろんなことが起きています。悲しい事件や虐待のニュースも後を絶ちません。目にするたび、耳にするたび、胸が痛みます。

負の悪循環をなくすことは容易ではありませんが、【NPO法人おかえり】の活動を通して、なにか力になることができれば…そして、一人でも多くの笑顔が見れたらいいなと思います。

最後になりましたが、本日、【NPO法人おかえり】設立から半年を迎えさせていただきました。賛同し、支えてくださっている【おかえり】の役員・評議員のみなさん、応援してくださる方々、いつも本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。

ふみ

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