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レフェリーの手に募金箱

2011年01月09日 

こんばんは。

今日の朝刊を読んで家族みんなで感動しました。

みなさんもご覧になられましたでしょうか?

昨日、近鉄花園ラグビー場で行わた東福岡と桐蔭学園の決勝。

同点で優勝を分け合ったというニュースを見たのですが、その後には続きがあったんです。

主審を務めたレフェリーに、両校主将が閉会式途中で歩み寄り、生徒や部関係者から集めた募金箱を手渡しました。

そのレフェリーの長男(2歳)は重い心臓病と闘っていて、米国での早期の心臓移植を目指しています。高額な費用を賄おうと、昨年10月にラグビー関係者らが発起人となって「修ちゃんを救う会」をつくり、1億5000万円を目標に寄付を募ってきたそうです。

突然の出来事に「自分は主役じゃないのに」とうれし泣き。「息子も皆さんの応援に応えて頑張ってくれるんじゃないか」と期待を込められました。

桐蔭学園のコーチから募金への協力を提案され、監督は準決勝翌日の6日、東福岡の監督に電話で連絡。東福岡の監督も「決勝で笛を吹いてもらう感謝の気持ちを込めて」と快諾し、両校の部関係者に募金箱を回すことを決めたという。

募金箱を手渡した東福岡の主将は「少しでも力になれば」と心配そうに話し、桐蔭学園の主将は「息子さんに元気になってほしい」と願った。

記事のタイトル、「思い 敵味方なく」の通り、敵味方なくあたたかい気持ちを持ち寄った姿に感動し、贈られた募金箱を手に、涙をこらえるレフェリーの表情にも胸を打たれました。

たくさんの方の優しくあたたかい気持ちがどうぞ大きな力となって「修ちゃん」に届きますように。

ふみ

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