home ホーム  > 「おかえりに言えばなんとかなる」

  • 2025年04月23日(水)

こんにちは(*^^*)

「困った」ことに出合ったとき、「おかえりに言ってみよう」と思いついてくれること、言ってくれること、とてもうれしいと思っています。

「おかえりに聞けばなんとかなる」そんな、病院で言えば総合案内所のようなイメージをずっと描いています。

一つひとつのご縁を大切にしながら、さまざまな方とつながり合って、どんな状況・状態でも何か力になれるように環境を整えたいと思っています。

ふみ

  • 2025年04月19日(土)

こんにちは(*^^*)
我が家のモッコウバラ、今年も咲いています。とってもきれい✨

さて、先日、里親家庭や児童養護施設などを巣立った人からお招きいただき、結婚式に参列しました。

本人とは里親家庭や児童養護施設などで生活しているときに出会い、「SST」や「おかえりサロン」などに来てくれていました。

巣立った後も仕事が休みの日に「今日行ってもいいですか?」と定期的に来てくれていました。
出会いから9年。

本人の幸せの日に、立ち会わせてもらうことができて、とても幸せでした。

本人の人柄が溢れる結婚式、そして披露宴でした。
私もそうですが、参列されている方々もたくさん泣いて、たくさん笑って、とてもとてもあたたかい時間でした。

突然のスピーチにご指名いただき、お祝いの言葉を伝えることができました。

また、お二人の紹介ムービーを見ながら、これまでの本人と過ごしたときの時間が次から次へと浮かんできたのと同時に、周りの方々から愛されてきたことが伝わってきて、そのあたたかさにうれしくて涙が止まりませんでした。

本当によかった。
これからの未来も2人仲良く歩んでいってね。

おめでとう。

ふみ

  • 2025年04月09日(水)

こんにちは(*^^*)
今日もとってもいいお天気ですね☀

先日、我が家を巣立った子と飲みに行ってきました🍻

その子のお誕生日のお祝いをしたのですが、出会った頃は中学生だったのが、当時の年齢からすると倍近い時間が経ったんだなぁとしみじみと。「こうしてふみ姉と飲めるのうれしい」と巣立ってからも一緒に時間を過ごせることを喜び合っていました。

その子との話の中で、先日お誕生日を迎えたときに、自分が我が家へやってきたときの私の年齢になったんだと気づいたという話がありました。

当時の私はというと、「おかえり」を設立して1年近くが経った頃でまだまだ手探りの状態で、「まずは知ろう」と大学の通信学部に入学したところで、養育里親の両親や里親委託児童の中高生の子どもたちと生活を共にしていました。

実際にそのときの私の年齢になってみて思ったこと、感じたこと、今だからわかること…いろいろと話してくれていました。

そして、帰れる場所があること、戻れる場所があること、行っていい場所があること…それがあったから、いろんなことがあってもやってこれたという話も。

今年度より、「ふるさと」(心の拠り所)を作ろうという「ふるさとプロジェクト!」を本格的に進めようと思っていることを伝えると、「絶対いる!」と前々から話していたことがいよいよ進んでいくことを一緒に喜び、どんなふうにしていこうかと話に花を咲かせていました。

「おかえり」は、里親家庭や児童養護施設などを巣立った人たちの「ふるさと」(心の拠り所)をつくりたい。そして、第二・第三の「実家」のような存在になれればと思っています。

「おかえり」に行けばいつもの人がいて、その日の気分で選んだマグカップにおいしいコーヒーを入れてもらい、手作りのお菓子を食べながらいろんな話をする。その中で、困り事などが出てくれば相談できる。そして、明日への活力をつけて、「また来るわ~」とそれぞれの地域に帰っていく。私たちが目指しているのは、何かあったときはもちろん、何もなくてもフラッと立ち寄れる居場所の一つになることです。

現在、「life café」のキッチンスペースのリフォームをしています。

以前のブログでご報告しました、「丸紅基金 2024年度(第50回)社会福祉助成」に採択いただき、冷蔵庫やオーブンなどを購入し、完成に向けて進んでいるところです。

「おかえり」が目指す「30年後の未来」。

その「30年後の未来」を見据えて、近い将来、地域に開かれ、誰でも利用できるカフェをつくりたいと考えています。その一歩として、「life café」にいつでも気軽に立ち寄れて、身体に良いものを食べることができ、明日への活力をつけることができる、そんな居場所としての環境を整えたいと考えています。

ふみ

  • 2025年04月01日(火)

こんにちは(*^^*) 
いろいろなところで桜が見頃を迎えていますね🌸

令和7年度が始まりました。

新社会人になられた方、おめでとうございます✨

今日から始まる新しい毎日を応援しています(^^)/

さて、3月29日(土)のブログで、これまでのこと、そしてこれからのことをお話ししました。

その日の夕方に、フラッと立ち寄ってくれた人がいました。
高校3年生の頃から「おかえりサロン」や「SST(生活に必要なことを学ぶ勉強会)」に参加し、巣立った後は、仕事の休みなどに立ち寄り、ゆっくりと過ごしてくれていたMさん。

今月、人生の節目を迎えることになっていて、その前に会いに来てくれました。

ちょうど出先から戻ったタイミングで、駐車場から歩いて来てくれたMさん。久しぶりの再会とは思えないほど自然な様子。突然来てくれたので、こちらがとってもびっくりしたくらいでした。

Mさんとは出会って9年近くになります。
こうしたつながりが、「おかえり」の目指す、「ふるさと」(心の拠り所)や第二・第三の実家のような存在につながっているようにも感じています。

「おかえり」は、里親家庭や児童養護施設などを巣立った人たちの「ふるさと」をつくりたい。そして、第二・第三の「実家」のような存在になれればと思っています。

「おかえり」に行けばいつもの人がいて、その日の気分で選んだマグカップにおいしいコーヒーを入れてもらい、手作りのお菓子を食べながらいろんな話をする。その中で、困り事などが出てくれば相談できる。そして、明日への活力をつけて、「また来るわ~」とそれぞれの地域に帰っていく。私たちが目指しているのは、何かあったときはもちろん、何もなくてもフラッと立ち寄れる居場所の一つになることです。

先日のブログでお伝えした通り、今年度より、「ふるさと」(心の拠り所)を作ろうという「ふるさとプロジェクト!」を本格的に進めます。

「life café」を常時開放するとともに、交流会や食からのアプローチなどを通して、巣立った人たちが気軽に立ち寄れて、居心地の良い、そんな環境を整えていきます。

「好きなことしい、何かあったら絶対たすけるから」そう言える環境をつくりたい。そして、気兼ねなく、いつでも帰ってこれる居場所(心の拠り所)をつくりたい。

早いもので、16期目となりました。
令和7年度も一つひとつのご縁を大切にしながら、一歩、一歩、今出来ることを精一杯努めて参りますので、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

NPO法人 おかえり
理事長 枡田 ふみ

  • 2025年03月29日(土)

こんにちは(*^^*)

久しぶりのブログとなりました。
あたたかかったり、寒かったりの毎日ですが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

さて、令和6年度、最後の日となりました。

今から15年半前の夏、私たち家族は、里親家庭や児童養護施設などを巣立った後の具体的なアフターフォローや社会的な支援がほとんどないことを知りました。

両親が養育里親を始める時から、高校卒業後には妹(里親委託児童、以下妹)たちが我が家を巣立っていくことは理解していましたが、巣立った後にも相談できる場所が当たり前にあるものだと思っていました。

そう思っていたからこそ、その現実・現状を知った時の衝撃はとても大きく、目の前で、当時高校2年生だった妹が「私どうしたらいいの」と泣き崩れていましたが何も言ってあげられませんでした。ただただショックで不安で。

そんな中で浮かんできたのは、「妹たちをたすけたい」という思いと、「安心して我が家を巣立たせてあげたい」という思い。

どうしたらいいのだろうと考えていたときに、父から「NPOを作ったら?」と言ってもらい、調べてみると、資格も資本金もいらない。「私でもできるわ!」と光が見えた気がしました。

妹たちにも話し、さらに設立に向けての気持ちは大きくなり、後に初代副理事長を務めてくれた友人に背中を押してもらい、「おかえり」設立を決意しました。

当時思い浮かべていたのは、「30年後の未来」。

「里親家庭や児童養護施設などを巣立った人たちやその子どもたち、家族、里親さんや施設の方々、「おかえり」メンバーや地域の方々…たくさんの人が「おかえり」に集まって、子どもたちが走り回っているのを大人たちはあたたかい目で見守っている。そして、社会的養護が特別なことではなく、一つの形として社会の中に受け入れられ、笑顔が溢れている。そんなあたたかい未来をつくりたい。」

「好きなことしい、何かあったら絶対たすけるから」そう言える環境をつくりたい。そして、気兼ねなく、いつでも帰ってこれる居場所(心の拠り所)をつくりたいと動き出し、今日に至ります。

あれから15年半が経ち、カタチがなかったアフターケアも環境が整ってきたと感じています。

設立当初より思い描いている「30年後の未来」に向かって次の段階へ踏み出す時がやってきました。

「おかえり」は、里親家庭や児童養護施設などを巣立った人たちの「ふるさと」をつくりたい。そして、第二・第三の「実家」のような存在になれればと思っています。

「おかえり」に行けばいつもの人がいて、その日の気分で選んだマグカップにおいしいコーヒーを入れてもらい、手作りのお菓子を食べながらいろんな話をする。その中で、困り事などが出てくれば相談できる。そして、明日への活力をつけて、「また来るわ~」とそれぞれの地域に帰っていく。私たちが目指しているのは、何かあったときはもちろん、何もなくてもフラッと立ち寄れる居場所の一つになることです。

来年度より、その「ふるさと」(心の拠り所)を作ろうというプロジェクトを進めます。

「life café」を常時開放しするとともに、交流会や食からのアプローチなどを通して、巣立った人たちが気軽に立ち寄れて、居心地の良い、そんな環境を整えていきます。

「おかえりをつくろう」と動き始めて15年半。法人設立より5月で15周年を迎えます。

やっと、ようやく、ここまで来たなと感じています。

「life café に行けば、ふみさんがいる」
本当は、ずっと、やりたいと思っていた環境をつくっていきます。

4月1日より、16期目が始まります。

里親家庭や児童養護施設などで暮らす子どもたちが安心して巣立っていけるように。そして、巣立った人たちが自立し、安心して暮らせるように。

令和7年度も一つひとつのご縁を大切にしながら、一歩、一歩、今出来ることを精一杯努めて参りますので、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、今年度もありがとうございました。
皆さまに、心より感謝申し上げます。

理事長 枡田 ふみ

  • 2025年01月24日(金)

こんにちは(*^^*)

今年度も「令和6年度 奈良県児童養護施設協議会 自立生活支援研修会(公益財団法人 森田記念福祉財団助成事業)」が開催されています。

*自立生活支援研修会とは:県内の児童養護施設で暮らす高校3年生を対象に、児童養護施設を巣立ったあとに困らないように、そして安心して巣立っていけるように様々なスキルを学ぶことを目的とした研修会です。

今年度も「おかえり」は事務局を務めさせていただいております。

今年度は、児童養護施設等で生活している高校3年生向けに全6回、里親家庭・ファミリーホームで生活している高校3年生向けに全1回開催します。 児童養護施設等で生活している高校3年生向けでは、第1回目は児童養護施設の職員の方々と研修会の進め方を、そして第6回目は職員の方々と研修会を終えての振り返りと次年度に向けての話し合う場として設定しています。

9月から始まったこの研修会も、児童養護施設等で生活している高校3年生向けは第3回まで終了、里親家庭・ファミリーホームで生活している高校3年生向けは全1回が先日終了しました。

この研修会のそれぞれの講義をお願いしている講師の先生方も5年以上務めてくださっている方がほとんど。 どのような研修内容がいいのか、どのようなニーズがあるのか、その年その年の高校3年生に合ったものをと、丁寧に内容を考えてくださっています。いつもありがとうございます。

明日は、児童養護施設等で生活している高校3年生向けの第4回目の研修会を予定しています。
三重県名張市にある「湯元 赤目山水園」さまにて、湯元赤目山水園の料理長さまの「和食のテーブルマナー」、「おかえり」の「巣立つときに知っておきたいこと」を開催します。

湯元赤目山水園の社長はじめ従業員の方々が、「テーブルマナー」はもちろん、朝から夕方まで気持ちよく研修会ができるよう丁寧におもてなしをしてくださり、いつもとてもありがたく感じています。

講師の先生、職員の方々とともに、高校3年生にとって実りある研修会になるといいなと思っています(´▽`*)

ふみ

  • 2025年01月18日(土)

こんにちは(*^^*)
とてもいいお天気ですね太陽

今日は先ほどまで「おかえりサロン」を開催していました。
参加してくれた人との話の中で、「数日後がお誕生日」という人がいることが分かり、急いでケーキを調達!

「おいしいなぁ」とケーキを食べながら、いろんなことを話しました。
その中で、お誕生日からの1年間でやってみたいことや育った施設などでのお誕生日の思い出なども。

いろんな話を気兼ねなく話せる居場所の一つになるといいな。
そう思っているので、サロンでのひととき、うれしいなぁと思っていました。

何かあったときはもちろん、何もなくても気兼ねなく立ち寄れる居場所の一つになるといいな。
どんなことでも安心して話せる場所の一つになるといいな。

そんなことを思いながら、日々つながり作りや環境作りをしています。

ふみ

  • 2024年12月26日(木)

【冬季休業のお知らせ】

「NPO法人 おかえり」、「自立サポートセンター with」、「自立サポートセンター RASHIKU」は、下記日程を冬季休業とさせていただきます。

冬季休業期間  令和6年12月28日(土)~ 令和7年1月6日(月)

この期間は留守番電話になっており、対応は1月7日(火)以降にさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

NPO法人 おかえり

  • 2024年11月12日(火)

こんにちは(*^^*)
今日はあたたかい一日ですね太陽

10月26日と11月9日に「ふるさとプロジェクト!」(さつまいも掘り)を実施しました。

里親家庭や児童養護施設などで暮らす子どもたちと交流会を重ねながらつながりを作り、巣立った後も自立し、安心して暮らせるよう、子どもたちの「ふるさと」(心の拠り所)を作ろうというプロジェクトです。

今回は、「おかえりファーム」で育ったさつまいも掘りをしました
里親家庭や児童養護施設などで暮らす中学生や高校生が参加してくれて、終始ワイワイとにぎやかなひとときでした(*´▽`*)

 

(参加した高校生が撮ってくれた写真です。ありがとう!)

たくさんのさつまいもを収穫することができました。
参加してくれてありがとう(^^)/

ふみ

  • 2024年11月07日(木)

こんにちは(*^^*)
今日はとっても寒い一日ですね。

今日の夜、今年度2回目の理事会を開催します。

今回は、議案が3つ。

その1つが先日採択いただいた「丸紅基金 2024年度(第50回)社会福祉助成」について。
先日のブログでもお話していましたが、採択いただいた「居場所のキッチン備品・機器の購入」について共有し、大切に活用できるよう話し合う予定です。

理事や監事と話し合う中で、さまざまな視点から気づかなかった視点やよりよいカタチになっていくようなアイデアが出てくることも多く、とても大切な時間となっています。

それぞれ仕事を終えて駆けつけてくれることに感謝。
さぁ、実り多い時間となりますように。

ふみ