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第5回 ファミリーホーム研究全国大会 二日目☆

2010年08月29日  ,

こんばんは。

《第5回 ファミリーホーム研究全国大会》二日目が終わりました。

今日は、朝9時15分から5つの分科会に分かれて、より具体的に学びました。

私たちは、第5分科会「子どもの居場所と社会的自立を考える-貧困や社会的包摂の問題の中の子どもたちの居場所や社会的自立の課題を考える-」に参加。

元児童養護施設の園長さん、2名の弁護士さんによる発表を聞きました。

司会者のファミリーホーム代表の方、助言者の大学教授の方、みなさん子どもたちのことを真剣に考えておられる様子がひしひしと伝わります。

みなさんの発表の後、子どもの自立についてのディスカッションが始まりました。

人前で発言するのがすごく苦手な私。「発言しよう!」と思い立ったのですが、心臓はバクバク、手も震えています。

他の方が発言されている間、《やっぱりやめようかな》という気持ちも浮かんできたのですが、「まずは【おかえり】をみなさんに、知ってもらわなくっちゃ!」という思いが湧いてきました。

勇気を出して、発言しました。緊張のあまり手も声も震えましたが、【おかえり】を設立した経緯や自立をしようとがんばっている妹たちのことなどを話させていただきました。

その後、分科会が行われたお部屋で昼食を食べていると、明日お邪魔させていただきますファミリーホームの方が、話しかけてくださいました。同じ分科会にいらっしゃってびっくり。発言させていただいてよかったなぁと思いました。

お昼からは、九州大学大学院人間環境学研究院教授の田じま先生(漢字がなくてひらがなですみません。)の特別講演、そして、特別講演を受けて、佐藤ホーム代表の佐藤さんとの対談を聞かせていただきました。

今回、《ファミリーホーム研究全国大会》に参加させていただいて、たくさんのことを学ばせていただきました。

安心・安全な環境を整える。まずはそこから。子ども本人の生活に寄り添い、希望を引き出し応援する。そして、希望をテコに生きる力を育む。

 《答えは支援する側・される側の間にある》

子どもが何を考え、何を望んでいるか。それを知るには、たくさんのコミュニケーション・言葉のキャッチボールが必要です。

 そして、安心・安全な場所にするためには規則やルールも必要。でも、それは大人のためにあるんじゃない。主役は子どもです。大人も子どもも同じ土俵にたち、自分たちで生活しやすい場に変えていくことで自分の居場所となっていくんですね。

ありがとうございました。

ふみ

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