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明日、募金活動を行います。
お知らせです
昨年に引き続き、“平成26年度 赤い羽根募金「奈良県ぴ~すぺ~す【peace(安心)+space(空間)】プロジェクト事業」” に採択されました
○「奈良県ぴ~すぺ~すプロジェクト事業」の活動趣旨(要綱より引用)
「今年度、奈良県共同募金会では、これまでの赤い羽根共同募金の助成とは異なり、参加する団体が自ら、その活動資金を集めるために、共同募金の仕組み(広報面・税制面)を利用して、共同募金会と一緒に、その活動の必要性をアピールしながら、使途選択募金(ドナーチョイス方式)により募金活動を行うものです。このように新たな活動をするにあたって、共同募金運動期間が拡大される期間(1月~3月)に行います。」
今回、「おかえり」が採択された内容は、以下の通りです
○解決したい地域課題:里親家庭や児童養護施設を巣立った後の自立支援「アフターケア相談所」の充実
その「奈良県ぴ~すぺ~すプロジェクト事業」の一環として、明日の11時00分~13時00分までの2時間、天理駅で募金活動を行います
※以下、「奈良県ぴーすぺーすプロジェクト事業」のチラシに掲載した文章を抜粋しています。
「里親家庭や児童養護施設で暮らす子どもたちのことを知っていますか?」
これはシンボルの木。一度は巣立った小鳥がまた帰って来れる大きな木です。
現在の制度では、多くの子どもたちが高校を卒業すると、里親家庭や児童養護施設を離れなければなりません。そして離れた後は、何の支援もなくなってしまうのです。多くの子どもたちは、大きな不安や悩みを抱えています。分かれて暮らす親が収入を搾取するケースもあります。苦しい時、さみしい時、不安になった時、巣立った人たちが、いつでも帰って来れるこの大木のような「やさしい木」を私たちは設けたいと思っています。
ご支援のお願い】
私たち「おかえり」の活動は、一人の女の子との出会いから始まりました。その子は理事長の両親が里親となって初めて迎えた里子です。その子との暮らしを通して、お誕生日のお祝いや風邪を引いた時に看病をしてもらうこと…その一つひとつのことを涙して喜ぶ姿に、当たり前が当たり前でないことを教わりました。そして、高校卒業後の将来を考えたときに里親家庭や児童養護施設を巣立った後の具体的なアフターフォローや社会的な資源がない現実を知りました。
何もない中で巣立っていく…それはどんなに怖いことでしょうか。
私たちは、何かあったときや困ったときに「おかえりがある」という心の拠り所、いつでも「ただいま」と帰れる場所、そして、どんなときでも「おかえり」と迎えてもらえる居場所として機能することで、巣立った後も自立し、安心して暮らせる環境を整えていけると考え、日々活動しています。しかし、公的サポートがなく、運営が厳しい状態です。
里親家庭や児童養護施設を巣立った人々が夢や希望をもって歩んでいけるよう、一人でも多くの方に知っていただき、あたたかい支援の輪が広がっていくことを願います。ご支援・ご協力をどうかお願いします。
ふみ