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食料品の送付のお話を

2024年10月23日 

こんにちは(*^^*)
今日は変わりやすい天候ですね。

今日のブログでは、食料品送付のお話を。
食料品の送付は、里親家庭や児童養護施設などを巣立ち、一人暮らしをしている希望者へ定期的におこなっています。

この食料品の送付は以前よりニーズに応じておこなっていましたが、定期的に送付するようになったのは、新型コロナウィルス感染症が始まり、自由に外出ができなくなった頃でした。

定期的に面会していた人や「おかえりサロン」に来てくれていた人、仕事の休みに顔を見せに来てくれていた人…それまで当たり前に会えていたこと、できていたことができなくなり、私たちに何ができるのか日々考えていました。

そんな中、最初に取り組んだのがオンラインでつながることでした。

まずは、現状とニーズを把握しようと元々「おかえりサロン」などで顔を合わせていた巣立った人たちとオンラインで顔を合わせたのですが、画面越しに顔が見れたときの喜びはとても大きなものでした。
自由に外出できない、友人たちに会えない、孤独感・孤立感が大きい…そんな声を聴き、オンラインでの「おかえりサロン」を実施することにしました。

その数週間後、間もなくゴールデンウィークが始まるという頃に、食料品の送付をおこないました。届いた食料品を見てつながりを感じたり、ほっこりしてもらえたらいいなという思いからはじめましたが、送付後、いろいろとメッセージが届き、中でも「外に出れなくて孤独を感じていたから、とてもうれしい」という声が多くありました。

はじめは「おかえり」ができる範囲でおこなっていましたが、さまざまなご寄付や助成金をいただき、現在まで定期的に送付することができています。

食料品を送付するときに、イメージとしてもっているのは「実家からの贈り物」。
体に良さそうなものやすぐに食べられるもの、自分ではなかなか買えないような少しいいものを入れることも( *´艸`) 食料品には、それぞれに「おかえりポストカード」にお手紙を書いて同封しています。

食料品を送付するときや送付した後、巣立った人たちといろいろとやりとりをする中で、生活状況を確認したり、「実は…」と相談につながったりすることも少なくありません。

「いつでも連絡してね」と伝えていますが、自分から連絡することがなかなか難しい、ハードルに感じるという人もいるのではないかと感じています。そんな中で、この食料品の送付は本人が受け取りやすく、つながりやすい、そんな側面もあるように思っています。

さまざまな方にご協力いただきながら定期的におこなっている食料品の送付、これからも続けていけるといいなと思っています。

ふみ

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