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  • 2024年10月24日(木)

こんにちは(*^^*)
今日はあたたかい一日ですね。

今日は助成金決定のご報告を。
このたび、「丸紅基金 2024年度(第50回)社会福祉助成」に採択いただきました。

「おかえり」が採択いただいたのは、「居場所のキッチン備品・機器の購入」です。

「おかえり」には、敷地内に「life café」という居場所があります。一人暮らし用のシステムキッチンなどを設置して「おかえりサロン」を実施したり、希望者と料理の練習をしたりしています。
いろいろと活動する中で、利用する人が増えて現状の設備では対応が難しくなってきたこと、そして、現在「食からのアプローチ」ができるよう準備を進めている中で、キッチン設備を充実させ、より多くのニーズに対応していきたいと思ってました。

このブログで幾度となくお話してきた「30年後の未来」。
「里親家庭や児童養護施設などを巣立った人たちやその子どもたち、家族、里親、施設職員、地域の方々など、たくさんの方が弊法人に集まって、子どもたちが走り回っているのを大人たちはあたたかい目で見守っている。そして社会的養護が特別なことではなく、一つの形として社会の中に受け入れられ、笑顔が溢れている。そんなあたたかい未来をつくりたい」というもの。

その「30年後の未来」を見据えて、近い将来、地域に開かれ、誰でも利用できるカフェをつくりたいと考えています。その一歩として、「life café」にいつでも気軽に立ち寄れて、身体に良いものを食べることができ、明日への活力をつけることができる、そんな居場所としての環境を整えたいと考えています。

それに向けて、居場所のキッチンの備品や機器を充実させるための助成をお願いいたしました。

とてもとてもありがたいです。
「おかえり」だけでは難しいこと、でも多くのニーズにこたえたい。そんな思いを持っていたので、お力添えをいただけること、心より感謝しています。

これから大切に活用させていただきます。

NPO法人 おかえり

  • 2024年10月23日(水)

こんにちは(*^^*)
今日は変わりやすい天候ですね。

今日のブログでは、食料品送付のお話を。
食料品の送付は、里親家庭や児童養護施設などを巣立ち、一人暮らしをしている希望者へ定期的におこなっています。

この食料品の送付は以前よりニーズに応じておこなっていましたが、定期的に送付するようになったのは、新型コロナウィルス感染症が始まり、自由に外出ができなくなった頃でした。

定期的に面会していた人や「おかえりサロン」に来てくれていた人、仕事の休みに顔を見せに来てくれていた人…それまで当たり前に会えていたこと、できていたことができなくなり、私たちに何ができるのか日々考えていました。

そんな中、最初に取り組んだのがオンラインでつながることでした。

まずは、現状とニーズを把握しようと元々「おかえりサロン」などで顔を合わせていた巣立った人たちとオンラインで顔を合わせたのですが、画面越しに顔が見れたときの喜びはとても大きなものでした。
自由に外出できない、友人たちに会えない、孤独感・孤立感が大きい…そんな声を聴き、オンラインでの「おかえりサロン」を実施することにしました。

その数週間後、間もなくゴールデンウィークが始まるという頃に、食料品の送付をおこないました。届いた食料品を見てつながりを感じたり、ほっこりしてもらえたらいいなという思いからはじめましたが、送付後、いろいろとメッセージが届き、中でも「外に出れなくて孤独を感じていたから、とてもうれしい」という声が多くありました。

はじめは「おかえり」ができる範囲でおこなっていましたが、さまざまなご寄付や助成金をいただき、現在まで定期的に送付することができています。

食料品を送付するときに、イメージとしてもっているのは「実家からの贈り物」。
体に良さそうなものやすぐに食べられるもの、自分ではなかなか買えないような少しいいものを入れることも( *´艸`) 食料品には、それぞれに「おかえりポストカード」にお手紙を書いて同封しています。

食料品を送付するときや送付した後、巣立った人たちといろいろとやりとりをする中で、生活状況を確認したり、「実は…」と相談につながったりすることも少なくありません。

「いつでも連絡してね」と伝えていますが、自分から連絡することがなかなか難しい、ハードルに感じるという人もいるのではないかと感じています。そんな中で、この食料品の送付は本人が受け取りやすく、つながりやすい、そんな側面もあるように思っています。

さまざまな方にご協力いただきながら定期的におこなっている食料品の送付、これからも続けていけるといいなと思っています。

ふみ

  • 2024年10月22日(火)

こんにちは(*^^*)
今日は風が強い日ですね。

いろいろと活動の報告などをしていきたいと思っています。
今日は「第3回 おしごとフェア」の報告を。

8月2日(金)、香芝市中央公民館にて、奈良県内の児童養護施設・里親家庭・ファミリーホームで暮らす中学生を対象に 「第3回 おしごとフェア」(主催:NPO法人 おかえり、共催:奈良県・奈良市、後援:公益財団法人 森田記念福祉財団)を開催しました。

この「おしごとフェア」は、中学生という早い段階から、「はたらく大人」と出会い、生き方・働き方に触れる機会があることで、自分の得意なことや苦手なこと、興味のある分野や苦手な分野に気付き、自分にあった進路や職業を見つけ、自分らしく生きることができるきっかけのひとつにするという趣旨で開催しています。

今回は6つの職業(美容に関わるしごと、製造に関わるしごと、食に関わるしごと、運送に関わるしごと、ITに関わるしごと、教育に関わるしごと)の方々に講師を務めていただきました。当日は33名の中学生が参加し、申し込みの際に第4希望までの希望を選んでもらって決定した3つの職業の話を聞いてもらいました。

当日の様子です。
オリエンテーション後、講師の方々にはそれぞれのブースで、参加した中学生に向けてお話をしていただきました。

講師の先生方には、「仕事の内容」「仕事に就いたきっかけ」「ある一日のタイムスケジュール」「その職業・職種のなり方(専門学校や大学に行く必要があるのか、流れ・道筋・資格など)」「楽しいこと、やりがい」「大変なこと、厳しいこと」をお話しいただきました。事前の資料作成や当日の話す内容など、中学生にわかりやすいよう工夫していただき、参加した中学生は、熱心に話を聞いたり、メモを取ったりする姿が見られました。

中学生からは、「みなさん自分の仕事にほこりを持っていて楽しそうでした。」「全ての職業で、メリット・デメリットが発表されているため安心できる。」「全部の職業の方がその仕事にやりがいを持って仕事できているからこそ良さが伝わってきたなと思った。」など、さまざまな感想をもらいました。

中学生という早い段階から、「はたらく大人」と出会い、生き方・働き方に触れる機会があることで、自分の得意なことや苦手なこと、興味のある分野や苦手な分野に気づき、自分に合った進路や職業を見つけ、自分らしく生きることができるきっかけの一つになればという思いから企画し進めている「おしごとフェア」。当日、全体の人数は73人となりました。

講師を務めてくださった先生方、共催いただき当日もスタッフとしてご参加された奈良県・奈良市の方々、計画段階から一緒に内容などを考え、つくってくださり、当日もスタッフとしてご参加された児童養護施設の皆さま、参加する中学生を引率された方々、そして助成いただきました公益財団法人 森田記念福祉財団さま…たくさんの人のつながりによって開催することができました。

中学生が「はたらくこと」を知るきっかけになれば幸いです。
皆さま、ありがとうございました。

ふみ

  • 2024年09月06日(金)

こんにちは(*^^*)
とてもとても久しぶりのブログとなりました。

今日は、私にとって特別な日。
「おかえり」を作ろうと決めた日です。

2009年9月6日。
今日でちょうど15年が経ちました。

15年。
これまで、毎年のように “〇年が経ちました” とお話ししてきましたが、15年を迎えた今日は、これまでよりも何か特別な気持ちがしています。

今から15年前の夏、私たち家族は、里親家庭や児童養護施設などを巣立った後の具体的なアフターフォローや社会的な支援がほとんどないことを知りました。

両親が養育里親を始める時から、高校卒業後には妹(里親委託児童、以下妹)たちが我が家を巣立っていくことは理解していましたが、巣立った後にも相談できる場所が当たり前にあるものだと思っていました。

そう思っていたからこそ、その現実・現状を知った時の衝撃はとても大きく、目の前で、当時高校2年生だった妹が「私どうしたらいいの」と泣き崩れていましたが何も言ってあげられませんでした。ただただショックで不安で。

そんな中で浮かんできたのは、「妹たちをたすけたい」という思いと、「安心して我が家を巣立たせてあげたい」という思い。

どうしたらいいのだろうと考えていたときに、父から「NPOを作ったら?」と言ってもらい、調べてみると、資格も資本金もいらない。「私でもできるわ!」と光が見えた気がしました。

妹たちにも話し、さらに設立に向けての気持ちは大きくなり、迎えた15年前の今日。後に初代副理事長を務めてくれた友人に背中を押してもらい、「おかえり」設立を決意しました。

当時思い浮かべていたのは、「30年後の未来」。

「里親家庭や児童養護施設などを巣立った人たちやその子どもたち、家族、里親さんや施設の方々、「おかえり」メンバーや地域の方々…たくさんの人が「おかえり」に集まって、子どもたちが走り回っているのを大人たちはあたたかい目で見守っている。そして、社会的養護が特別なことではなく、一つの形として社会の中に受け入れられ、笑顔が溢れている。そんなあたたかい未来をつくりたい。」

「好きなことしい、何かあったら絶対たすけるから」そう言える環境をつくりたい。そして、気兼ねなく、いつでも帰ってこれる居場所(心の拠り所)をつくりたいと動き出し、今日に至ります。

巣立った後、頼ることや帰ってくることに遠慮を口にしていた妹に、「おかえり」を作って「これがふみ姉の仕事やから」いつでも気兼ねなく帰ってきてね。そう言えるようにと思っていた当時。

あれから15年。
その言葉の通りになっていて、スタッフたちもいてくれて、どんな状況・状態でも何か力になれるようにと活動している…。

何もわからないまま動き出した15年前の自分が「今」の自分を見ると、きっとすごく驚くだろうな。

里親家庭や児童養護施設などで暮らす子どもたちや巣立った人たちとのつながりが少しずつ広がり、とてもとても多くのご縁に恵まれ、たくさんの方に支えていただき、思い描く未来へ向かって歩むことができています。皆さまに、心から感謝しています。

里親家庭や児童養護施設などで暮らす子どもたちが安心して巣立っていけるように。そして、巣立った人たちが自立し、安心して暮らせるように。

私にできること、「おかえり」にできること。
一歩、一歩、今出来ることを精一杯歩みを進めていきます。

皆さま、いつもありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ふみ

  • 2024年05月10日(金)

こんにちは(*^^*)

今日は感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
毎月11日 は「イオンリテール株式会社」 の 「幸せの黄色いレシートキャンペーン」 の日です。
「幸せの黄色いレシートキャンペーン」 とは、「イオンリテール株式会社」 が地域への社会貢献活動を行う 「イオン・デー」 (毎月11日に開催) に、地域で活躍されている 「ボランティア団体」 などに対して、地域のお客さまとともに応援し、「イオンリテール株式会社」 がその活動に役立つように物品を持って助成されるものです。

「おかえり」 は、「イオンモール大和郡山店」 に登録させていただいています。
「イオンモール大和郡山店」 の店舗をご利用し、お客さまより善意で投函された黄色いレシートの合計金額の1%を団体活動に役立つ商品と交換していただけるというものですが、このたび、2023年度の上期・下期(4月~2月)併せて16,200円分のイオンカードをいただきました。

贈呈いただいたイオンカードは、里親家庭や児童養護施設などを巣立った人たちへの自立支援のために必要な物品と交換させていただきました。

その中には、グリルサンドメーカーとも交換させていただきました。
以前もグリルサンドメーカーを交換させていただき、「おかえりサロン」の際に、参加者とともにホットサンドやワッフルを作って楽しんでいましたが、参加人数が増えてきたこともあり、より多くの人と楽しめるようにと考えました。

ご協力くださいました皆さま、ありがとうございます。大切に活用させていただきます。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。

ふみ

  • 2024年05月09日(木)

おはようございます(*^^*)

「おかえりファーム」の野菜たち、すくすくと成長しています電球

たくさんの玉ねぎやピーマン、きゅうりなど。
一番下の写真はレモンです。年々大きくなっていてお花もかわいい。レモンが実るといいなぁと楽しみにしています( *´艸`)

さて、今日はこれから県内の児童養護施設へ訪問させていただく予定。
いつもお世話になっている施設長にお会いし、いろいろとお話させていただきながら、今年度の活動を進めていこうと思っています。ありがたいです四つ葉

ふみ

  • 2024年05月08日(水)

こんにちは(*^^*)

「おかえり」は今日から開いています。
ゴールデンウィーク中は、「Cheerful」の子どもたちとお出かけしたり、巣立った子が「〇〇行ってきた」とお出かけした先で購入したお土産を持って来てくれたり、お菓子を作ったり・・・いろんなことをしていました。

さて、今日の午前中はスタッフミーティングにて、夏までのイベントなどの確認をしました。
まだまだ先だと思っていたイベントも少しずつ近づいています。逆算して進めていく予定。

また、5月30日(木)の夜に開催する予定の理事会と総会に向けての準備も進めているところ。さぁ、一つひとつ、やっていこう。

そして、里親家庭や児童養護施設などを巣立った人からいろいろと連絡をもらい、やりとりをしています。中には、「今日行ってもいい?」と居場所としてゆっくりしに来てくれる人も。
里親家庭や児童養護施設などを巣立った人が気軽に立ち寄れる居場所を整えると動き出してから、こうして立ち寄ってくれる人が増えていてうれしいです。ゆっくりほっこりしてもらえるといいなぁ。

「おかえり」は、里親家庭や児童養護施設などを巣立った人たちの「ふるさと」をつくりたい。そして、第二・第三の「実家」のような存在になれればと思っています。

「おかえり」に行けばいつもの人がいて、その日の気分で選んだマグカップにおいしいコーヒーを入れてもらい、手作りのお菓子を食べながらいろんな話をする。その中で、困り事などが出てくれば“自立サポートセンター with”や“自立サポートセンターRASHIKU”に相談できる。そして、明日への活力をつけて、「また来るわ~」とそれぞれの地域に帰っていく。私たちが目指しているのは、何かあったときはもちろん、何もなくてもフラッと立ち寄れる居場所の一つになることです。

ふみ

  • 2024年05月02日(木)

こんばんは(*^^*)
今日はとってもいいお天気太陽

ここのところ、「今日これから行ってもいい?」「今日っておかえり空いてますか?」など、里親家庭や児童養護施設などを巣立った人から連絡をもらうことが多いです。

「おかえり」は、里親家庭や児童養護施設などを巣立った人たちの「ふるさと」をつくりたい。そして、第二・第三の「実家」のような存在になれればと思っています。

「おかえり」に行けばいつもの人がいて、その日の気分で選んだマグカップにおいしいコーヒーを入れてもらい、手作りのお菓子を食べながらいろんな話をする。その中で、困り事などが出てくれば“自立サポートセンター with”や“自立サポートセンターRASHIKU”に相談できる。そして、明日への活力をつけて、「また来るわ~」とそれぞれの地域に帰っていく。私たちが目指しているのは、何かあったときはもちろん、何もなくてもフラッと立ち寄れる居場所の一つになることです。

今年度より、「with」や「RASHIKU」はセンター長を中心にスタッフたちが、さまざまなサポートに動いています。

私自身は、里親家庭や児童養護施設などを巣立った人が気軽に立ち寄れる居場所を整えているところ。そんな中で、連絡をもらってうれしいなぁと思っています(´▽`*)

今日は里親家庭や児童養護施設などを巣立った人たちが来てくれました。
それぞれ別々に来てくれたのですが、こうして気軽に立ち寄ってくれてうれしい(^^)/

中には、人生の節目を迎えることを報告しに来てくれた人も。
「言っておきたいなと思って」と。

「出会って8年になるんやね」と当時を懐かしみながら、報告してくれたことを一緒に喜んでいました。

こんなつながりを大切にしていきたいなと思っています。

ふみ

  • 2024年05月01日(水)

こんにちは(*^^*)
今日は「すずらんの日」ですね。一番好きなお花なので、朝から目にしてはとてもうれしい気持ちになっています( *´艸`)

さて、今日は朝からスタッフミーティング、午後からはセンター長やスタッフたちとともに関係機関へ訪問させていただきました。

それぞれの今年度の活動について説明したり、意見交換をしたり…とても実り多い時間でした。

里親家庭や児童養護施設などで暮らす子どもたちが安心して巣立っていけるように。そして、巣立った人たちが自立し、安心して暮らせるように。

さまざまな方々と連携しながら、環境を整えていきたいと考えています。

貴重なお時間をありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

ふみ

  • 2024年05月01日(水)

こんにちは(*^^*)
今日は雨模様雨

4月23日(火)、奈良市子どもセンター(児童相談所)にて、奈良市より受託している「奈良市社会的養護自立支援事業生活相談業務」で運営している「自立サポートセンター RASHIKU」のオリエンテーションを職員の方々向けにさせていただきました。

「RASHIKU」センター長より、「RASHIKU」の取り組みについてお話ししました。
職員の方からいろいろとご質問もいただき、より深くお話しすることができました。

今年度3年目となる「RASHIKU」。
今年度も何が必要かを子どもセンターの職員の方々とともに考えていけることをうれしく思っています。昨年度の活動を踏まえ、よりニーズに沿った活動をしていきたいと思っています。

ふみ