「life café」構想
「30年後の未来」を見据えて、今目指している「life café」構想をご紹介します。
「life café」とは、気軽に集まれる居場所・心の拠り所。
ここでの「life」は、「人生」や「生活」を指します。
「life café」では、「おかえりサロン」等を開催するほか、個々のニーズに合わせた「SST」や「ライフストーリーワーク」等を通じ、セーフティネットの構築を目指します。
これまでに活動してきたことを「life café」に集約することで、より一人ひとりのニーズに合った細やかな支援が可能となると考えています。また、居場所ができることで、気軽に集まりやすくなることが期待できます。
そして、構想を練っていること。
それは、収益型「life café」とアトリエをオープンするというもの。
「life café」として実施する活動を継続しつつ、収益型「life café」とアトリエをオープンし、機能をさらに整備します。
収益型「life café」と雑貨などを製作・販売するアトリエは、どなたでも利用可能。
働くスタッフの中には、里親家庭や児童養護施設等を巣立った人もいて、里親家庭や児童養護施設等を巣立った人が職業として働き、収入を得るための就労先の一つとして機能するほか、里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたちの職業体験の場としての利用も可能としたいと思っています。
里親家庭や児童養護施設等を巣立った人の中には、自分から相談することが難しい人もいると感じています。その人が「行ってみよう」とまず足を運べるよう、つながれるよう、フラットな状態の居場所作りを目指したいと考えています。
1階に収益型「life café」とアトリエ、2階には、「自立サポートセンター with」の事務所や相談室、多目的ルームを設置し、里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたちや巣立った人たち、施設職員、関係機関の方々が気軽に集まりやすい居場所、環境整備を行いたいと考えています。
まだまだ夢の部分が大きいです。
クリアすべきこともたくさんあります。
でも、こうして発信することで、少しずつでも形になっていくと思っています。