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『見えない力』

2011年09月05日 

こんばんは月

現在、進んでいる増設工事。
この工事が始まったのは7月下旬だったのですが、実は、さかのぼること一年前。。。

この工事をしてくださっている大工さんが 「おかえり」 の活動目的に感銘を受けてくださって、困っている子どもたちのためにと陰で工事に必要な材木を集めてくださっていたのです。

その量、なんと十数トンびっくりびっくり

その材木たちを父と一緒に信州まで取りに行ってくださいました。
その際、父の知人が快く大きなトラックを貸してくださいました。

大工さんが一緒に取りに行ってくださっただけでなく、大量の材木をご自身の仕事場で保管し、仕事の合間に、一本一本製材してくださっていたのです。

そして、1年弱の時間を経て、「このまま野ざらしにしていると材木が使えなくなってしまうので、工事を始めましょうか。」 というご連絡をいただき、工事の着工となりました。

今日は、その大工さんたちが、雨の中、防水シートを貼った外壁にモルタルを塗ってくださいました。
朝早くからお手伝いに来てくださった方も一緒に。。。

先日、遠方より父の知人が立派な足場を貸してくださり、お手伝いに来てくださった方と共に、組み立ててくださったおかげで、高いところにも手が届きます。

こちらは、部屋の1つです。
予定している8部屋ではないのですが、湿気が多いので、床を底上げしている様子です。

こちらは、工事中の1部屋です。

「さぁ、ペンキを塗るぞーびっくり」 と、気合い十分の母。

朝から、そして、お昼からも外では、大工さんたちやお手伝いに来てくださった方が外壁にモルタルを塗り、室内では両親と共に、1部屋の床の底上げと2部屋のペンキ塗りを。

日が沈んでからも続きました。

帰ってきた弟や妹も加わって、賑やかなペンキ塗りまる

昨日、シーラー(壁の下地材)を塗っておいた壁に、白いペンキを2度塗りして、きれいな白い壁の完成です笑顔

終わってみたら、手足やジャージが大変なことに\(◎o◎)/!

夢中でがんばった証です。。。キラキラキラキラ

これからの受け入れ体制の強化、「おかえり」 としての支援や援助の幅を広げられるようにとの思いから始まった大がかりな工事。

この工事の着工は、もっともっと先になるだろうなぁ~と思っていました。

それが、こうして様々な方がご協力くださって、あっという間に形が出来てきました。
形が出来てきたところで、外壁や室内のペンキ塗りがスムーズに進み、先日、知人のクロス屋さんが現場を見に来てくださいました。これから部屋に合うクロス張りをしてくださいます。

何か、大きな大きな 「見えない力」 が働いてくれているように感じています。

「見えない力」 によってグググ---と後ろから背中を押してもらっているという感覚です。

全ては、里親家庭や児童養護施設を巣立った子どもたちのために!
《子どもたちに安心して暮らしてもらいたい。》 この思いに様々な方が賛同し、何か力になれればとご協力くださっています。その姿に、私自身も大きな力がふつふつと湧いてきています。

今、この時に動いている工事。何か意味があるような気がしています。

ご協力くださる皆さま、本当にありがとうございます。

ふみ

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