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令和5年度もありがとうございました

2024年03月30日 

こんにちは(*^^*)
令和5年度、最後の日となりました。

ここのところ、「やっと」「ようやく」という言葉をよく使っているように思います。

「おかえりをつくろう」と動き出したのが2009年9月。
その頃から思い描いているのが「30年後の未来」という未来ビジョン。

「おかえり」は、里親家庭や児童養護施設などを巣立った人たちの「ふるさと」をつくりたい。そして、第二・第三の「実家」のような存在になれればと思っています。

「おかえり」に行けばいつもの人がいて、その日の気分で選んだマグカップにおいしいコーヒーを入れてもらい、手作りのお菓子を食べながらいろんな話をする。その中で、困り事などが出てくれば、“自立サポートセンター with” や “自立サポートセンター RASHIKU” に相談できる。そして、明日への活力をつけて、「また来るわ~」とそれぞれの地域に帰っていく。私たちが目指しているのは、何かあったときはもちろん、何もなくてもフラッと立ち寄れる居場所の一つになることです。
ただ居場所だけを作ったとしても、どんな場所なのかわからない、どんな人がいるのかわからない、私ならきっと行けないだろうなと思っていました。

そこで、まずは知ってもらおうと「ふるさとプロジェクト!」の交流会やサロンなどのつながり作りの活動、そして、相談支援機能をつくってきました。

これまで、私は「おかえり」理事長、“自立サポートセンター with” と “自立サポートセンター RASHIKU” のセンター長を兼務してまいりましたが、芯となるスタッフたちに恵まれ、それぞれのセンター長を配置できるようになり、いよいよ、これまで以上に居場所としての場を充実できる環境が整いました。

来年度より、私自身は「life café」(居場所)を主な活動場所とし、巣立った人たちが気軽に立ち寄れて、居心地の良い、そんな環境を整えていきたいと考えています。また、今年度より新たに進めている「食からのアプローチ」も具体的に動いていこうと思っています。

「おかえりをつくろう」と動き始めて14年半。法人設立より5月で14周年を迎えます。
やっと、ようやく、ここまで来たなと思っています。

いよいよ「life café に行けば、いつもの人がいる」そんな環境をつくっていきます。

4月1日より、15期目が始まります。

里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたちが安心して巣立っていけるように。そして、巣立った人たちが自立し、安心して暮らせるように。

令和6年度も一つひとつのご縁を大切にしながら、一歩、一歩、今出来ることを精一杯努めて参りますので、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、今年度もありがとうございました。
皆さまに、心より感謝申し上げます。

ふみ

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