オンラインでお話を。
- 2021年10月09日(土)
こんにちは(*^^*)
先ほどまで、里親家庭や児童養護施設等を巣立った人と、オンラインでお話を。
新型コロナウイルス感染症の影響で、イベントで集まることが難しいなど、できないこともありますが、できるようになったことの一つがオンラインでのイベント開催や相談対応です。
元々、やり方がよくわからないこともあって、苦手意識が高かったオンラインの活用。
やってみると、直接会うことが難しいときでも顔を見て話すことができるので、できるようになってよかったなぁと思っています。
オンラインで顔を見ながら話していると、会話ももちろんですが、髪型を変えたことや顔色や顔つき、表情、日に焼けたことなど、電話やメール、ラインではわからない変化にも気づくことができて、うれしい瞬間も。
お話をしながら、こうして今できることを一つずつ、つながりを大切にしたいなと改めて思いました。
ふみ
半年、お疲れさまです🍵
- 2021年10月07日(木)
こんにちは(*^^*)
今年度も半年が経ちましたね。
今年の4月に就職・就学した人たちとのやり取りの中でも、半年が経ったなぁという会話をすることがあります。
「半年経つの早かったわ~」という人や「大変やけど、なんとかやってます」という人、就学している人の中には、新型コロナウイルス感染症感染防止対策としてオンラインでの授業が中心だったのが、通常授業になったと報告してくれる人も。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、働き方、学び方もこれまでと方法ややり方が異なるという人もいて、時には戸惑いなどを口にする人もいるのですが、半年。お疲れさまです。
「おかえり」や「with」では、新型コロナウイルス感染症感染防止対策として、「おかえりサロン」など人数が集まるイベントは、オンラインにしたり、イベントによっては中止したりしています。
オンラインでの「おかえりサロン」の中で、「早く「life café」(多目的ルーム)でやりたい」という声も聞こえています。
どのようにつながるか、困ったときに言える場所の一つになるにはどうしたらいいか、時にはつながっている人にも聞きながら、スタッフとともに、今できることを取り組んでいます。
その一つが、一人暮らしをする希望者に食料品や衛生用品などを送付するというもの。
どんなものがほしいか希望を聞きながら、その人その人のニーズに合わせて送付しています。
食料品等が届いたとき、その箱を開けたとき、同封しているハガキを目にしたとき、届いた食料品を食べたとき・・・受け取った人がほっこりしてくれるといいなと思っています。
みんなで集まることがもうしばらく難しいですが、今できることを取り組みながら、存在を感じてもらえるといいな。そして、何かあったときには気軽に言ってもらえるといいな。
やり取りをする中で、そんなことを思いました。
ふみ
「好きなことしい。何かあったら絶対たすけるから」
- 2021年10月05日(火)
こんにちは(*^^*)
「好きなことしい。何かあったら絶対たすけるから」。
そう言える環境をつくりたい。
「おかえり」をつくろうと思ったきっかけは、このブログの中でも何度もお話ししていますが、我が家で初めて迎えた妹(里親委託児童)との出会いからでした。
今から12年前・・・妹が高校2年生の夏頃に、里親家庭や児童養護施設等を巣立った後の具体的なアフターケアや社会的な支援が限りなく少ない現状を知りました。
両親が里親を始めるときから、里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたちは、原則的に高等学校を卒業すると、里親家庭や児童養護施設等を巣立っていくことは理解していましたが、巣立った後には相談できる場所が当たり前に用意されるものだと思っていました。でも、そのような場所はないという現実・現状を知り衝撃を受けました。
その現実に直面した妹が、「私、どうしたらいいの」と泣き崩れていましたが、私自身も衝撃が強すぎて何も言ってあげられませんでした。
当時、自分が高校生の時はどうだったかと考えると、将来について考えてはいましたが、それ以上に、高等学校を卒業したら何しよう。どこに遊びに行こう。こんなことがしたい、あんなこともしたい。と、なんだか夢や希望に溢れていたように思い出しました。また、「自由になる」と漠然とした期待ももっていたように思います。
それはなぜだったのかと考えたときに、周りの人が環境を整えてくれていたんだと気づきました。
それと同時に、妹との違いの大きさにショックを受けました。
その直後に妹とお出かけした際、妹に「我が家を巣立った後、何かあったら言う?」と聞いたときに返ってきたのが、「言いたいけど言えへんかもしれない」という言葉でした。
「私が、(我が家を)巣立ったら、我が家には新しい里子がやってくる。きっと家族みんな、私にしてくれたみたいにその子らに一生懸命するやろう。そしたら忙しいやろうから」と遠慮の言葉を口にしました。
私たち家族は、妹を我が家に迎え入れる時から、当たり前に一生のつきあいだと思っていましたが、その言葉を聞いて、「私が、おかえりと言える場所を作って、いつでも帰ってきて相談できるような形をつくったらどう? “これがふみ姉の仕事やから” と言ったらどう?」「それはうれしい」 …この会話から「おかえり」は始まっていきました。
当たり前のことを当たり前に。
今の年代の楽しいことを存分に楽しませてあげたい。
そう思ったときに浮かんできたのが、「好きなことしい。何かあったら絶対たすけるから」そう言える環境をつくりたいという思いでした。
楽しい未来、楽しい毎日を心から楽しく、そして幸せに暮らしてもらいたい。
多くの方とのご縁をいただき、少しずつできることも増えてきました。
一人でも多くの方に知っていただき、あたたかい人の輪がもっともっと広がっていきますように。
そして、その先には、思い描いている「30年後の未来」。
笑顔溢れる未来につながっていきますように。
ふみ
思い描いている「おかえり」のかたち。
- 2021年10月02日(土)
こんにちは(*^^*)
今日はいいお天気☀ 清々しい秋晴れですね( *´艸`)
今年度も早いもので半分が経過しました。
この半年は、「おかえりをつくろう!」と動き出した12年前から思い描いている「おかえり」のかたちへと、これまで以上の速さでグググ~~~と近づいたように感じています。
それは「おかえり」の中で、「おかえり」のこれからについて、これまで以上に具体的にイメージを共有できたことが大きいからだと思っています。
さまざまな活動や「おかえり」についてなど、「おかえり」に関わるありとあらゆることを、そのつど共有しているのですが、その中でも「おかえり」とはというイメージが共有され、同じ未来を見て歩んでいることにとても心強さを感じています。
私たち「おかえり」が思い描いている「おかえり」のイメージは、「第二・第三の実家のような存在」。
「第二・第三の実家のような存在」・・・。
どのようなものを想像されるでしょうか。
「おかえり」が思い描いているものは、里親家庭や児童養護施設で暮らす子どもたちや巣立った人たちが、何かあったときはもちろん、何もなくてもフラっと立ち寄れる、ただ来てもいい、ただいてもいい。そんな居場所でありたいと思っています。
「おかえり」に行けば、いつもの人がいて、その日の気分で選んだマグカップにおいしいコーヒーを入れてもらい、手作りのお菓子を食べながら、いろんな話をする。
その中で、困りごとなどが出てくれば、「自立サポートセンター with」に相談できる。
そして、明日への活力をつけて「また来るわ~」とそれぞれの地域へと帰っていく。そんなイメージ。
楽しい未来、楽しい毎日を心から楽しく、そして幸せに暮らしてもらいたい。
これが「おかえり」の原点であり、原動力、そして願いです。
ふみ
「令和3年度 赤い羽根共同募金運動オープニングセレモニ...
- 2021年10月01日(金)
こんにちは(*^^*)
本日、近鉄奈良駅行基広場にて、「令和3年度 赤い羽根共同募金運動オープニングセレモニー」が開催されました。
そのセレモニーの中で、共同募金助成団体による『ありがとうメッセージ』の発信として、お話をさせていただきました。
以前のブログでもお話ししていた、里親家庭や児童養護施設と、私たち「おかえり」とで生活・就学・就労の情報を共有する「情報共有システム」。
[参考までに。「情報共有システム」構築に向けて(2020.5.27)]
この情報共有システムを活用し、里親家庭や児童養護施設で暮らす子どもたちがどこで生活していたとしても安心して巣立ち、困ったときには頼れる仕組みとして機能し、彼らが自分らしく生きることができる環境を整えていきたいと思っています。
この取り組みができましたのも、共同募金のご支援のおかげです。
里親家庭や児童養護施設で暮らす子どもたちや巣立った人たちの自立の力になっていただき、感謝しています。
そして、ご協力くださいました皆さま、ありがとうございます。
ふみ
広がっていくといいなぁ。。。
- 2021年09月14日(火)
こんにちは(*^^*)
ここのところ、新しい出会いをいただく機会に恵まれています。
先月、はじめてお会いした方との会話の中で、「おかえり」の活動について少しお話ししました。
そして先日再びその方とお会いした際、開口一番に「先月ふみさんとお話しした後、いろいろと考えていたんです」と言ってくださいました。
今何かできることはないのかな、近い将来こんなことができたらいいな・・・など、さまざまなことをお話しされ、とても励みになりました。
「おかえり」は、「社会的養護を必要とする子どもたちや支援する人々が繋がりあうことを促進し、子どもたちが里親家庭や児童養護施設等を巣立った後も自立し、安心して暮らせるよう援助・支援すると共に、社会的養護に関心をもち行動する人を増やすことに寄与することを目的とする」この目的のもと活動しています。
里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたちが安心して巣立っていけるように。そして、巣立った人たちが自立し、安心して暮らせるように。一人でも多くの方に知っていただき、あたたかい人の輪が広げていきたいと思っています。
里親家庭や児童養護施設等を巣立った人たちは、巣立った後それぞれの地域で生活を営んでいきます。その地域で彼らが生きやすいように。
日々そう思いながら歩みを進めている中で、うれしいひとときでした。
こうして、あたたかい人の輪が広がっていくといいなぁ。。。
ふみ
12年。
- 2021年09月04日(土)
こんにちは(*^^*)
「おかえりをつくろう!」と思い立ったのが2009年9月6日。
このブログの中でも毎年のように、1年経った、3年経った、5年経った・・・とお話ししてきましたが、12年。
うゎーあれから12年経つんだなぁと、時間の長さを感じています。
妹(里親委託児童)との出会いから生まれた「おかえり」。
妹との出会いがなければ、なかったかもしれない。そして、私自身も全く違う人生を歩んでいたかもしれない。そう思うと人と人との出会い、ご縁ってすごいなぁ。
ここのところ、人との出会いをいただく機会に恵まれています。ありがたい。
そして、その出会いに中で、この12年間の活動や私自身の生い立ちに触れることも多く、振り返り整理する機会をいただいているようにも感じています。
安心して巣立っていけるように。そして、いつでも気兼ねなく帰って来れるように。
そんな思いから始めたこの活動。イメージとしては、第2・第3の実家のような存在。
変わらない人、変わらない場所があり、いつでも気軽に立ち寄ることができ、そこではホッと肩の力を抜いて過ごすことが出来る。しんどい時や困った時はもちろん、うれしいこと、楽しいことがあった時も「ちょっと聞いて~」と話せる。
そんな心地良い居場所の一つになるといいなと歩みを進めてきました。
今日は里親家庭や児童養護施設等を巣立った人と話す機会がありました。
出会った日のこと、これまでのこと、がんばったよ!ということ、これからのこと・・・いろんな話をしました。
これまでの12年間、平坦な道ではありませんでしたが、今こうしてつながっていること、一緒に考えられること、応援できること、とてもうれしく、「おかえり」の活動をやってきてよかったなぁと思っています。
これまでさまざまな方に教えていただき、学ばせていただきながら今日まで歩みを進めることができました。
「おかえり」に関わるすべての方に、心より感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ふみ
やり取りの中で
- 2021年08月31日(火)
こんにちは(*^^*)
先ほど、里親家庭や児童養護施設等を巣立った人とやり取りを。
「with」とつながって1年半ほど。
定期的に現状の整理と今後について一緒に考える機会をもっています。
先ほどのやり取りの中で、現状の報告とともに、こちらの体調などを気遣ってくれる場面も。
あぁ、うれしいなぁ。ありがとう。
彼らにとって「おかえり」は、いつでもそこにいる、いつでもそこにある存在の一つになるといいな。そして私たち「おかえり」は、いつでもここにいる、いつでもここにある、そんな存在でいたいなと思います。
ふみ
「おかえりサロン」を開催しました!
- 2021年08月28日(土)
こんにちは(*^^*)
先ほど、「おかえりサロン」を開催しました🐸
月に一度の「おかえりサロン」。
現在はオンラインで開催しています。
今回は、開始直後から参加してくれた人たちがいて、いろいろな話に花を咲かせていました(*´▽`*)
定期的に、一人暮らしをしている希望者へ食料品等を送付しているのですが、そのお礼を伝えてくれる人もいました。送付した食料品等について、「あれがすごくおいしかった!」と一人が話すと「あぁ、あれはめっちゃおいしかった」と盛り上がっていて、リクエストも聞かせてもらったので、今後の参考にしようと思っています( *´艸`)
サロンの中で、昨年4月に予定していたお花見が、新型コロナウィルス感染症の影響で中止になったことも話題にあがり、「次の春には実現したいなぁ」と楽しみもできました。
まだまだ直接集まることが難しいですが、オンラインでの「おかえりサロン」や食料品等の送付などを通して、つながりを大切にしていきたいと思っています。
参加してくれてありがとう!
また来月もよかったら参加してね。たくさん話しましょう\(^o^)/

ふみ
「はたらくトータルサポート」、進んでいます。
- 2021年08月27日(金)
こんにちは(*^^*)
今日も暑いですね☀
昨日は、月に一度の運営委員会を開催しました。
新型コロナウィルス感染症の感染者数が増加傾向のため、オンラインでの開催。
昨日の議案は5つ。
その中でも特に、「はたらくトータルサポート」について、この一か月の活動報告と今後の展開を話し合いました。
「はたらくトータルサポート」が進み始めたことで、「おかえり」メンバーの中でも動きがより活発になってきました。
先日のブログでもお話ししていた「はたらくトータルサポート!」。
現在、里親家庭や児童養護施設等からいくつかニーズをいただいていて、その調整などが進んでいます。
ご協力くださる企業さまも少しずつ増えていて、とてもありがたいです。
里親家庭や児童養護施設等を巣立った人たちが自立し、安心して暮らせるように。
そのために、里親家庭や児童養護施設等で暮らしているときから・・・できるだけ早い段階から、さまざまな大人と出会う機会を提供する「ライフカフェ」、働く大人と話し、はたらくことを知る機会を提供する「ワークカフェ」、そして職場見学の実施をニーズに応じてすぐに対応できる仕組みをつくりたい。子どもたちに「はたらく」ことをイメージできる機会を提供し、自分の将来設計を可視化しやすくし、自分に合った職業を見つけて自分らしく生きることができるきっかけ作りをすることが、安心して暮らせる一助になるのではないかなと思っています。
昨日の運営委員会では、そんな思いも共有しました。
そしてさっそく今日、「おかえり」事務局長と「with」相談員とともに、職場見学にご協力くださる企業さまへ訪問し、打ち合わせを行いました。
「はたらくトータルサポート」は、、私たち「おかえり」だけではできません。
ご協力くださる企業さまがあってこそ。一つひとつのご縁を大切にしながら、つながりを広げていきたいと思っています。

ふみ