「おかえりサロン」を開催しました!
- 2021年08月28日(土)
こんにちは(*^^*)
先ほど、「おかえりサロン」を開催しました🐸
月に一度の「おかえりサロン」。
現在はオンラインで開催しています。
今回は、開始直後から参加してくれた人たちがいて、いろいろな話に花を咲かせていました(*´▽`*)
定期的に、一人暮らしをしている希望者へ食料品等を送付しているのですが、そのお礼を伝えてくれる人もいました。送付した食料品等について、「あれがすごくおいしかった!」と一人が話すと「あぁ、あれはめっちゃおいしかった」と盛り上がっていて、リクエストも聞かせてもらったので、今後の参考にしようと思っています( *´艸`)
サロンの中で、昨年4月に予定していたお花見が、新型コロナウィルス感染症の影響で中止になったことも話題にあがり、「次の春には実現したいなぁ」と楽しみもできました。
まだまだ直接集まることが難しいですが、オンラインでの「おかえりサロン」や食料品等の送付などを通して、つながりを大切にしていきたいと思っています。
参加してくれてありがとう!
また来月もよかったら参加してね。たくさん話しましょう\(^o^)/
ふみ
「はたらくトータルサポート」、進んでいます。
- 2021年08月27日(金)
こんにちは(*^^*)
今日も暑いですね☀
昨日は、月に一度の運営委員会を開催しました。
新型コロナウィルス感染症の感染者数が増加傾向のため、オンラインでの開催。
昨日の議案は5つ。
その中でも特に、「はたらくトータルサポート」について、この一か月の活動報告と今後の展開を話し合いました。
「はたらくトータルサポート」が進み始めたことで、「おかえり」メンバーの中でも動きがより活発になってきました。
先日のブログでもお話ししていた「はたらくトータルサポート!」。
現在、里親家庭や児童養護施設等からいくつかニーズをいただいていて、その調整などが進んでいます。
ご協力くださる企業さまも少しずつ増えていて、とてもありがたいです。
里親家庭や児童養護施設等を巣立った人たちが自立し、安心して暮らせるように。
そのために、里親家庭や児童養護施設等で暮らしているときから・・・できるだけ早い段階から、さまざまな大人と出会う機会を提供する「ライフカフェ」、働く大人と話し、はたらくことを知る機会を提供する「ワークカフェ」、そして職場見学の実施をニーズに応じてすぐに対応できる仕組みをつくりたい。子どもたちに「はたらく」ことをイメージできる機会を提供し、自分の将来設計を可視化しやすくし、自分に合った職業を見つけて自分らしく生きることができるきっかけ作りをすることが、安心して暮らせる一助になるのではないかなと思っています。
昨日の運営委員会では、そんな思いも共有しました。
そしてさっそく今日、「おかえり」事務局長と「with」相談員とともに、職場見学にご協力くださる企業さまへ訪問し、打ち合わせを行いました。
「はたらくトータルサポート」は、、私たち「おかえり」だけではできません。
ご協力くださる企業さまがあってこそ。一つひとつのご縁を大切にしながら、つながりを広げていきたいと思っています。
ふみ
「はたらくトータルサポート」!
- 2021年08月21日(土)
こんにちは(*^^*)
久しぶりのブログとなりました。
新型コロナウィルス感染症の感染者の増加が続いていたり、大雨が続いていたりと、心配な毎日です。
さて、今年度力を入れているのが、「はたらくトータルサポート」の実施。
「はたらくトータルサポート」とは、里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたちに、「はたらく」ことをイメージできる機会を提供し、自分の将来設計を可視化しやすくし、自分に合った職業を見つけて自分らしく生きることができるきっかけ作りをするというものです。
「はたらくトータルサポート」には、大きく2つ、「職場見学」と「ライフデザイン」を考えています。
「職場見学」には、
・ニーズに応じて実施する「個別職場見学」
・ニーズに応じて働く大人と話し、はたらくことを知る機会を提供する「ワークカフェ」
・働いて生活が安定するようになるまでの間、食料等を送付する等を通じて状況などを聞き、仕事に対するモチベーションを保てるよう関わりをもつ機会とする「定着支援」
「ライフデザイン」は、どう生きたいか、どんな仕事がしたいか、自分の人生設計を考える機会を提供するというもので、さまざまな大人と出会う場を提供する「ライフカフェ」を実施します。
イメージとしては、里親家庭や児童養護施設等で暮らす小学校高学年以上を対象に、ニーズに応じて、「ライフカフェ」、「ワークカフェ」、「個別職場見学」を実施します。
今年度は、新型コロナウィルス感染症の感染防止のため、個別での実施としていますが、本来は全体での職場見学の実施もしています。
先日から、県内の児童養護施設からのニーズを受けて、協力くださる企業さまと実施に向けて個別職場見学の準備を進めています。
また、「この職業が気になる、実際にこの職業に就いておられる人のお話を聞きたい」という個別のニーズを受けて、調整もしています。
現在、新型コロナウィルス感染症の感染者が増加していることもあり、オンラインでの実施も視野に入れて、実施方法や内容など検討しているところです。
ご協力くださる方々のおかげで、実施に向けて動くことができています。とてもありがたいです。
また、この活動は、今年度、ソフトバンクチャリティスマイル第5回「安心して社会に巣立とう」応援助成に採択いただき、実施しています。ありがとうございます。
里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたちが、できるだけ早い段階から「どう生きたいか」を思い描いたり、「はたらく」ことを具体的にイメージしたりできる仕組みを作り、彼らが自分らしく生きるきっかけとなっていくように、里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたち、里親さんや施設職員の方々、ご協力くださる企業さまとともに、活動を進めていきたいと思っています。
ふみ
ハイブリッドでの理事会・総会の開催
- 2021年05月20日(木)
こんにちは(*^^*)
昨日、「おかえり」設立11周年を迎えたことをお話ししました。
昨夜、ファミリーからサプライズプレゼントをもらいました。

心のこもった贈り物に感激( *´艸`)
さて、今日の夜、理事会と総会を開催します。
新型コロナウィルス感染症の心配もある中で、どのようにして開催すればいいか考え、今年度は来所人数を極力少なくし、来所とオンラインで同時開催するハイブリッドで開催することになりました。
昨年度より、月に一度の運営委員会をハイブリッドで開催してきたので、理事会と総会もスムーズに開催できそうです。
昨年度の事業報告と会計報告、今年度の事業計画と収支予算を審議します。
いろんな視点から審議し、10期目を進めていきたいと思っています。
「里親家庭や児童養護施設等を巣立った人々が自立し、安心して暮らせる社会づくりに貢献します。」 この理念の下、今日からまた、一歩一歩、歩んでいきます。
ふみ
法人設立11周年を迎えました。
- 2021年05月19日(水)
本日、2021年5月19日、NPO法人 おかえりは法人設立11周年を迎えました。
我が家にやってきた妹(里親委託児童)との出会いから生まれたこの活動、多くの方に教えていただき、学ばせていただきながら今日まで歩みを進めることができました。
「おかえり」に関わるすべての方に心より感謝申し上げます。
「おかえり」設立当初より目指している未来ビジョンがあります。
それは、「30年後の未来」です。
「里親家庭や児童養護施設等を巣立った人たちやその子どもたち、家族、里親さんや施設の方々、「おかえり」メンバーや地域の方々・・・たくさんの人が「おかえり」に集まって、子どもたちが走り回っているのを大人たちはあたたかい目で見守っている。そして、社会的養護が特別なことではなく、一つの形として社会の中に受け入れられ、笑顔が溢れている。そんなあたたかい未来をつくりたい。」
この未来を目指して、一歩、一歩、今できることを精いっぱいと歩みを進めています。
「30年後の未来」を思い描き、その未来を目指して11年という時間が流れました。
はじめの10年は、「知ること」と「つながること」の10年だったように思います。
里親家庭や児童養護施設等のこと、巣立った後のこと…。
里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたち、巣立った人たち、里親さんや児童養護施設等の施設長はじめ職員の方々、関係機関の方々、応援してくださる方々…。
10年という時間の中で、多くのご縁に恵まれ、学ばせていただきました。
そして、「一緒に」考える機会をたくさんいただきました。
昨年からの10年は、「あたたかい人の輪を広げること」。
里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたちが安心して巣立っていけるように。そして、巣立った人たちが自立し、安心して暮らせるように。
そのためには、多くの方の力が必要。
その思いから、設立当初より、講演会や「こどもひろば」の開催、講師派遣、絵本「明日天気になぁれ」の製作などをしてきました。
私たちが守りたいのは、子どもたちや巣立った人たち。そして、その子どもたちや巣立った人たちの未来。
子どもたちや巣立った人たちのプライバシー保護のため、活動によっては難しいものもありますが、これからは少し間口を広げて、さまざまな方と一緒につくっていけるといいなと思っています。
思い描く、「30年後の未来」まで、あと19年。
「一人とつながれば、誰かをたすけることができる」
これは、「おかえりをつくろう」と思い立った頃から思っていることです。
一人でも多くの方に知っていただき、あたたかい人の輪が広がるように。
一歩、一歩、今できることを精いっぱい歩みを進めていきます。
いつも、ありがとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
2021年5月19日
NPO法人 おかえり
理事長 枡田 ふみ
最近の「Cheerful」の楽しみ。
- 2021年05月15日(土)
こんにちは(*^^*)
今日はとっても風の強い日ですね。
さて、最近の「Cheerful」の楽しみ。
それは卓球!!!

「おかえり」設立当初、ある方よりご寄付いただいた卓球台。
「おかえり」の活動の一つ、「奈良県社会的養護の当事者団体 明日天気になぁれ」の交流会でも何度か登場し、卓球大会をすることもありました。
中でも、交流会に参加してくれた中高生や巣立った人と「おかえり」メンバーでチーム分けをし、トーナメント戦をしたときはとても盛り上がりました( *´艸`)
その卓球台。
ここのところ、「Cheerful」の子どもたちと毎晩のように楽しんでいます。
日々上達していく子どもたち。
はじめはやり方を一から教えていたのですが、今ではついていくのが精いっぱい(^▽^;) すごいなぁ。

子どもたちとの楽しいひととき。
ステキなプレゼントをありがとうございます。
ふみ
ブライダルベールが見頃です💡
- 2021年05月11日(火)
こんにちは(*^^*)
今日はあたたかい一日ですね。
「おかえり」事務所前の「おかえりガーデン」では、お花たちがきれいに咲いています。
今は、開花したばかりの「ブライダルベール」が見頃です。とてもかわいい( *´艸`)
花言葉に、「幸福」「願い続ける」という意味のあるブライダルベール。
5・6年前に「おかえりガーデン」に仲間入りし、毎年かわいいお花が咲いて、癒しの一つとなっています。
「おかえり」、「with」にいらした方、事務所前の道を通られた方に、ほっこりしてもらえるといいなぁと「おかえりガーデン」にはさまざまなお花を植えています。
お花を通して、季節を感じてもらえるとうれしいです。
ふみ
「居場所」と「心の拠り所」と「絶対的な安心感」。
- 2021年05月08日(土)
こんにちは(*^^*)
今日は巣立った人とテレビ電話でお話を。
「元気にしてる~?」から始まり、顔を見ながらいろんな話をしました。
前回話したときから現在までの話や近い将来こんなことがしたいという話。
目標に向かってがんばっていること、そして、今思っていること。
出会って3年ほどの時間が経つことにも触れ、「めっちゃ早い!」と驚きながら、出会った日のことを懐かしく話していました。
「おかえり」の活動を始めた頃、里親家庭や児童養護施設等を巣立った人の自立を考えた時に思い浮かんだのは、「居場所」、「心の拠り所」、「絶対的な安心感」というキーワードでした。活動する中で、それに加えて「変わらない人、変わらない場所」が必要だと感じるようになりました。
何かあった時や困った時に「おかえり」があるという心の拠り所、いつでも「ただいま」と帰れる場所、どんな時でも「おかえり」と迎えてもらえる居場所の一つとして機能すること。そして、「おかえり」に言えば大丈夫。「おかえり」に行けば何とかなる。そう思える絶対的な安心感を得られることで、里親家庭や児童養護施設等を巣立ったあとも自立し、安心して暮らせる環境を整えていけるのではないかと思っています。
今日テレビ電話でいろんな話をしながら、こうしたつながり、大切にしていこうと思いました。
ふみ
想いがあふれる映画。
- 2021年05月07日(金)
こんにちは(*^^*)
今日は雨模様ですね☔
あっという間に過ぎていったゴールデンウィーク。
「Cheerful」の子どもたちと、“映画館に行ったつもり”で、部屋を薄暗くして好きなアニメの映画を観たり、室内でバーベキュー風の焼肉をしたりと楽しく過ごしていました。
ゴールデンウィークが始まる前、ある方が「Cheerfulの子どもたちに」とお菓子をたくさん送ってくださいました。
なかなか外に出ることが難しい中、そのお心遣いに感動。子どもたちもとても喜んでいました。ありがとうございます(^^)/
そんな中、公開されていた頃から観たいと思っていた映画が動画配信サービスで配信されていることを知り、観ました。
私の話に興味をもった子と一緒に。この子はどんなことを想いながら観るんだろうと少しどきどきしながらのひとときでした。
いろいろと考えさせられる内容。
映画を観ながら、この子らが幸せに生きていってくれるといいなと何度も思いました。
「おかえりをつくろう」と思ったのが、我が家に最初にやってきた妹(里親委託児童)との出会いからでした。
当時…今から12年前、巣立った後のアフターフォローや社会的な支援がほとんどない現実・現状を知り、巣立った後に対する不安が大きすぎて、楽しいはずの未来が「怖い」と泣いていた妹。「仕方がない」と唇を噛み締めながら必死に前を向いて歩いて行こうとしていた妹。その頃の妹には、夢や希望をもつ。そんな余裕すらありませんでした。
安心して夢や希望をもてるようにしてあげたい。これから楽しいことがたくさんたくさん待っているんだよと伝えたい。そして、自分の思いを諦めないでほしい。
環境さえ整っていれば、基盤さえあればどれだけ生きやすくなるのだろう。
「好きなことしい。何かあったら絶対たすけるから」そう言える環境をつくりたいと思いました。
映画を観ながら、当時の気持ちや想いが鮮明に思い出されました。
そして今、つながっている人たち、目の前にいる子どもたちが幸せであるといいな。そんな想いがあふれる映画でした。
さぁ、今できることを精いっぱい。
ふみ
「おかえり」と言える環境を。
- 2021年05月01日(土)
こんにちは。
今月、5月19日で「おかえり」法人設立11周年を迎えます。
「おかえり」に関わるすべての方へ、いつもありがとうございます。
今から12年前の夏休みも後半に差し掛かった頃、里親家庭や児童養護施設等を巣立った後の具体的なアフターフォローや社会的な支援がない現実を知りました。
両親が養育里親を始める時から、高校卒業後には妹(里親委託児童)が我が家を巣立っていくことは理解していましたが、巣立った後にも相談できる場所が当たり前にあるものだと思っていました。そう思っていたからこそ、その現実・現状を知った時の衝撃はとても大きくて、目の前で当時高校2年生だった妹が「私どうしたらいいの?」と泣き崩れていましたが、何も言ってあげられませんでした。
それから数週間後の2009年9月6日。
「好きなことしい、何かあったら絶対たすけるから」そう言える環境をつくりたい。そして、気兼ねなく、いつでも帰ってこれる居場所(心の拠り所)をつくりたいと動き出し、今日に至ります。
当時思い浮かべていたのは、「30年後の未来」。
「里親家庭や児童養護施設等を巣立った人々やその子どもたち、「おかえり」メンバー、地域の方々、、、たくさんの人が「おかえり」に集まって、子どもたちが走り回っているのを大人たちはあたたかい目で見守っている。そして、社会的養護を特別なことではなく、一つの形として社会の中に受け入れられ、笑顔が溢れている。そんなあたたかい未来を作りたい」
その当時、
どんなものがあれば、安心して巣立っていけるのだろう。
どんなものがあれば、安心して暮らせるだろう。
そう思いながら、まずはインターネットで巣立った後のことやアフターケアについて調べてみましたが、検索して出てきたのはほんの少しの情報でした。
あれから12年の時間が経ち、当時と比べてみると、巣立った後の支援が増え、さまざまなところで巣立った後について知る機会が増えたことを実感しています。
今も日々、どんなものがあれば、安心して巣立っていけるのだろう。どんなものがあれば、安心して暮らせるだろう。そう思いながら、できることから動いています。
それには、多くの方、そしてさまざまな方のお力が必要。
これからさらに、さまざまな方とつながる機会をもちながら、彼らが生きやすい社会を目指して歩みを進めていきたいと思っています。
ふみ