個別のSST!
- 2022年09月10日(土)
こんにちは(*^^*)
今日は、個別SSTを実施しました💡
個別SSTは、里親家庭や児童養護施設等からの巣立ちを控えた人を対象に、一人もしくは少人数のニーズに合わせて実施しています。
今回は、里親家庭や児童養護施設等からの巣立ちを控えた人のニーズから、「はたらく」ことについて一緒に考えました。
「正社員」と「アルバイト」の違いって?
どんなはたらき方があるんだろう・・・など、いろいろと話し合いました。
この個別SSTは、巣立ちを控えた人や巣立った人のニーズに応じて、継続して実施することもあります。
生活に必要なことを知る機会。ということももちろんですが、つながりを作ることも目的としてもっています。実際に、巣立ちを控えたときにSSTに参加し、巣立ってからもつながっている人も多いです。
里親家庭や児童養護施設等からの巣立ちを控えた人には、巣立った後に困らないように。
里親家庭や児童養護施設等を巣立った人には、今わからないことや困ったことがあれば、そのことを中心に、より楽しく生きていけるように。
さまざまなニーズに対応できるよう、SSTの内容も充実させていきたいと思っています(*´▽`*)
ふみ
さまざまな方と一緒に。
- 2022年09月09日(金)
こんにちは(*^^*)
「30年後の未来」を目指して歩みを進める中で、他機関の方と活動を一緒に取り組むことがあります。
一緒に考えて、役割分担をして、それぞれ準備物を用意して…。
そして当日を迎える。
「おかえり」だけではないことで、違う視点からの気づきをいただいたり、よりニーズに近づいたり…そして何より心強い。
今日の午後に、以前一緒にある活動に取り組んだ方とお話する機会がありました。
その中で、「いい活動になりましたね」「子どもたちの表情、すごくよかったですね」「また一緒にやりたいですね」と話していました。
子どもたちや巣立った人たちのプライバシー保護のため、活動によっては難しいものもありますが、子どもたちや巣立った人たちのニーズに添いながら、さまざまな方と一緒につくっていけるといいなと思っています。
ふみ
「つながり」を大切に!
- 2022年09月08日(木)
こんにちは。
「RASHIKU」の山﨑です。
9月に入っても、スッキリしない日が続いていますね。
いかがお過ごしですか?
「RASHIKU」のスタッフになってから、早や5か月になります!
最初は、わからないことばかりでとまどう毎日でした。
里親家庭や児童養護施設等で暮らしている人や巣立った人との「つながり」。
里親さん・児童養護施設等の職員さんや児童相談所の職員さん等の方々との「つながり」。
この5か月で上に書いたみなさんとのたくさんの「つながり」がありました。
「RASHIKU」は、そんなみなさんとの「つながり」とともに活動しているのだと日々感じています。
これからは、みなさんとの「つながり」を大切に、里親家庭や児童養護施設等で暮らしている人や巣立った人の「居場所づくり」や「サポート」ができるよう、私もしっかりとつながっていきたいと思っています。
これからもよろしくお願いします!
13年。
- 2022年09月06日(火)
こんにちは(*^^*)
今日は、私にとって特別な日。
「おかえり」を作ろうと決めた日です。
2009年9月6日。
今日でちょうど13年が経ちました。
このブログの中でも毎年のように、1年経った、3年経った、5年経った・・・とお話ししてきましたが、13年。
うゎーあれから13年経つんだなぁと、時間の長さを感じています。
今から13年前の夏、私たち家族は、里親家庭や児童養護施設等を巣立った後の具体的なアフターフォローや社会的な支援がほとんどないことを知りました。
両親が養育里親を始める時から、高校卒業後には妹たちが我が家を巣立っていくことは理解していましたが、巣立った後にも相談できる場所が当たり前にあるものだと思っていました。
そう思っていたからこそ、その現実・現状を知った時の衝撃はとても大きく、目の前で、当時高校2年生だった妹が「私どうしたらいいの」と泣き崩れていましたが何も言ってあげられませんでした。ただただショックで不安で。
そんな中で浮かんできたのは、「妹たちをたすけたい」という思いと、「安心して我が家を巣立たせてあげたい」という思い。
どうしたらいいのだろうと考えていたときに、父から「NPOを作ったら?」と言ってもらい、調べてみると、資格も資本金もいらない。「私でもできるわ!」と光が見えた気がしました。
妹たちにも話し、さらに設立に向けての気持ちは大きくなり、迎えた13年前の今日。後に初代副理事長を務めてくれた友人に背中を押してもらい、「おかえり」設立を決意しました。
当時思い浮かべていたのは、「30年後の未来」。
「里親家庭や児童養護施設等を巣立った人たちやその子どもたち、家族、里親さんや施設の方々、「おかえり」メンバーや地域の方々…たくさんの人が「おかえり」に集まって、子どもたちが走り回っているのを大人たちはあたたかい目で見守っている。そして、社会的養護が特別なことではなく、一つの形として社会の中に受け入れられ、笑顔が溢れている。そんなあたたかい未来をつくりたい。」
「好きなことしい、何かあったら絶対たすけるから」そう言える環境をつくりたい。そして、気兼ねなく、いつでも帰ってこれる居場所(心の拠り所)をつくりたいと動き出し、今日に至ります。
巣立った後、頼ることや帰ってくることに遠慮を口にしていた妹に、「おかえり」を作って「これがふみ姉の仕事やから」いつでも気兼ねなく帰ってきてね。そう言えるようにと思っていた当時。
あれから13年。
その言葉の通りになっていて、スタッフたちもいてくれて、どんな状況・状態でも何か力になれるようにと活動している…。
何もわからないまま動き出した13年前の自分が「今」の自分を見ると、きっとすごく驚くだろうな。
里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたちや巣立った人たちとのつながりが少しずつ広がり、とてもとても多くのご縁に恵まれ、たくさんの方に支えていただき、思い描く未来へ向かって歩むことができています。皆さまに、心から感謝しています。
そして、我が家を巣立った妹たちが「ただいま~」と帰ってくることがとてもうれしい。「おかえり」をつくってよかったなと思っています。
里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたちが安心して巣立っていけるように。そして、巣立った人たちが自立し、安心して暮らせるように。
私にできること、「おかえり」にできること。
一歩、一歩、今出来ることを精一杯歩みを進めていきます。
皆さま、いつもありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ふみ
「life café」構想
- 2022年09月03日(土)
こんにちは(*^^*)
「30年後の未来」を見据えて、今目指している「life café」構想をご紹介します。
「life café」とは、気軽に集まれる居場所・心の拠り所。
ここでの「life」は、「人生」や「生活」を指します。
「life café」では、「おかえりサロン」等を開催するほか、個々のニーズに合わせた「SST」や「ライフストーリーワーク」等を通じ、セーフティネットの構築を目指します。
これまでに活動してきたことを「life café」に集約することで、より一人ひとりのニーズに合った細やかな支援が可能となると考えています。また、居場所ができることで、気軽に集まりやすくなることが期待できます。
そして、構想を練っていること。
それは、収益型「life café」とアトリエをオープンするというもの。
「life café」として実施する活動を継続しつつ、収益型「life café」とアトリエをオープンし、機能をさらに整備します。
収益型「life café」と雑貨などを製作・販売するアトリエは、どなたでも利用可能。
働くスタッフの中には、里親家庭や児童養護施設等を巣立った人もいて、里親家庭や児童養護施設等を巣立った人が職業として働き、収入を得るための就労先の一つとして機能するほか、里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたちの職業体験の場としての利用も可能としたいと思っています。
里親家庭や児童養護施設等を巣立った人の中には、自分から相談することが難しい人もいると感じています。その人が「行ってみよう」とまず足を運べるよう、つながれるよう、フラットな状態の居場所作りを目指したいと考えています。
1階に収益型「life café」とアトリエ、2階には、「自立サポートセンター with」と「自立サポートセンター RASHIKU」の事務所や相談室、多目的ルームを設置し、里親家庭や児童養護施設等で暮らす子どもたちや巣立った人たち、施設職員、関係機関の方々が気軽に集まりやすい居場所、環境整備を行いたいと考えています。
まだまだ夢の部分が大きいです。
クリアすべきこともたくさんあります。
でも、こうして発信することで、少しずつでも形になっていくと思っています。
NPO法人 おかえり
よりできることや可能性を。
- 2022年09月02日(金)
こんにちは(*^^*)
今年に入ってからスタッフが増え、これまで以上にできることや可能性が広がっているように感じています。
そして、本人はもちろん、里親さんや児童養護施設等の職員の方や児童相談所などの職員の方から、里親家庭や児童養護施設等からの巣立ちを控えている人や巣立った人とのつながりをとお声がけいただく機会も増えています。
新型コロナウィルス感染症の影響でここ数年は中止したり、少人数で実施したり、オンラインに切り替えたりと、これまでの当たり前が当たり前でなくなることや形を変えて実施する活動もありましたが、新たな発見につながったことも多いです。
新たに加わったスタッフに「おかえり」のこれまでの歩みを、コロナ禍での活動も含めて話し、これからの活動について、一緒に考えています。
「おかえり」の想いを共有しながら、いろいろとアイデアを出し合い、よりできることや可能性を広げていきたいと思っています。
ふみ
「おかえりファーム」のスイカ!
- 2022年09月01日(木)
おはようございます(*^^*)
朝から雨模様雨
夏休み最終日だった昨日。
夕食に「おかえりファーム」で育ったスイカを食べました🍉
「おかえりファーム」では、ピーマンやオクラなどさまざまな野菜が日々成長していますが、その中でも、子どもたちが楽しみにしていたスイカ。昨日はとても喜んでいました(*´▽`*)
「中身はどんなんやろ~」とドキドキしながら包丁で切ると、真っ赤!!!(写真を撮っておくのを忘れていました・・・残念💦
夕食後、「おいしい~!」「甘いなぁ~」「おかえりファームでできたんや~」とそれぞれ口にしながら喜んでいました。中には、皮の白い部分が見えるまで食べる子も( *´艸`)
楽しいひとときでした☆彡
さて、今日から新学期💡
元気に登校していく子どもたちに、「いってらっしゃい」(^O^)/
ふみ
夏休み中の取り組み
- 2022年08月30日(火)
こんにちは。なみかわです。
朝晩は少し涼しくなってきましたが、まだまだ昼間は暑いですね^^;
今月は夏休み中なこともあり、里親家庭や児童養護施設等で暮らしている人や巣立った人に個別でお会いする機会が多くありました。
里親家庭や児童養護施設等で暮らしている人とは、巣立った後を見据えてできることを増やそうと、今できることから取り組んだり、進学や就職を控えた人とてゃ、学費や生活費のシミュレーションをしたり。
どんなことに不安を感じているのかを話しながら、少しでも不安が少なくなったらいいなと一緒に考える時間をもちました。
里親さんや児童養護施設等の職員の方とともに、本人が安心して巣立っていけるように、環境を整えていきたいと思っています。
オンラインでの「おかえりサロン」で思ったこと。
- 2022年08月27日(土)
こんにちは(*^^*)
今日はオンラインで「おかえりサロン」を実施しました💡
開始すぐに参加してくれる人や途中で参加してくれる人とさまざまですが、その中で画面越しではありますが、顔を合わせるのがとても久しぶりという参加者同士も。
「めっちゃ久しぶり!」「○○、元気?」と再会を喜んでいました。
「おかえり」敷地内の「life café」での「おかえりサロン」実施を望む声もありますが、新型コロナウイルス感染症の感染者数が多い日が続いているので、なかなか悩ましいです。
そんな中、来年あるライフイベントを控えている人からは、そのときはみんなで「おかえり」に集まりたいですねと先の楽しみを話してくれていました。
「おかえり」に行けば、いつもの人がいて、その日の気分で選んだマグカップにおいしいコーヒーを入れてもらい、手作りのお菓子を食べながら、いろんな話をする。その中で、困りごとなどが出てくれば、「with」もしくは「RASHIKU」に相談できる。そして、明日への活力をつけて「また来るわ~」とそれぞれの地域へ帰って来る。
私たちが目指しているのは、このように何かあったときはもちろん、何もなくてもフラっと立ち寄れる居場所の一つになることです。
今日の「おかえりサロン」で参加してくれた人たちと話す中で、改めてこの目指している居場所の一つになれるよう、歩みを進めたいなと思いました。
ふみ
どんな状態・状況でも何か力になれるように。
- 2022年08月26日(金)
こんにちは(*^^*)
「そういうこともしてもらえるんですね」
相談を受ける中で、そうお話しいただくことがあります。
里親家庭や児童養護施設等を巣立った人から直接連絡をもらってつながることもありますが、里親さんや児童養護施設などの職員の方、児童相談所など行政機関の職員の方などから相談をいただいてつながることも多いです。
「おかえり」と「with」もしくは「RASHIKU」ができることをお伝えすると、冒頭の「そういうこともしてもらえるんですね」とお話しいただくことがあります。
相談は、電話やメール、LINEから始まることが多いです。
本人からはLINEがほとんどです。
内容をお聞きして、その場で解決することもありますが、お会いして、今の現状を確認して、これからのことを一緒に考えています。
「おかえり」に来てもらったり、本人が希望する場所へ訪問したり・・・本人のニーズに合わせています。動く気力がない場合や金銭的に来所が難しいなど、さまざまな状況の中で連絡をもらうので、できるだけ負担のないようにしたいと思っています。
その連絡をもらうにも、やはりここのところブログでお話ししているつながりが大切だと感じます。「SST」や「おかえりサロン」、「ふるさとプロジェクト!」などで実際に会ったことがあれば、連絡しやすい、また里親さんや児童養護施設等の職員の方、児童相談所の職員の方などから「前に行ったことあるやん」と勧めてもらいやすいように感じます。
どんな状態・状況でも何か力になれるように。
環境を整えていきたいと思っています。
ふみ